2011年6月3日金曜日

エコ生活2

昨年10月に会社を退職後、家にいることがほとんどで、暇つぶしおよびお金の節約を兼ねて自炊を始めました。ご飯は最初キャンプ道具のアルミ製の文化鍋で炊きましたが、アルミは人体にあまりよくないと分かって(単なるうわさかもしれないが)、土鍋に代えました。

最初から電気炊飯器でご飯を炊くという考えは全くありませんでした、それは電気に頼りたくないというのではなく、ボタン一つで何でもでき、ボタン一つですべて済ませるのはあまり気に入らないからです。土鍋でご飯を炊くのは、その後マレーシアに戻るまでの半年間を続けていましたし、当然マレーシアに戻っても続けています。しかもご飯専用の土鍋を新調し、マレーシアに持って帰りました。

土鍋でご飯を炊くと、ずっと火加減を気にしなければならないので、あまりキッチンを離れられず別のことはできません。それが不便で電気炊飯器の発明につながったと思いますが、しかしそれが逆に一つのことに集中できない弊害、そして効率を求められる時代の始まりをもたらしたと思います。

ちなみにご飯を食べるときは、テレビも見ず、音楽も聴かず、ご飯を食べることだけに集中します。これはご飯は飢えを満たすためのものではなく、楽しむためのものだと思うからです。

エコとは環境にいいということです。土鍋(ガスを使って)でご飯を作るより、電気炊飯器でご飯を炊いたほうが環境的にいいのかもしれません。確かに放出した二酸化炭素の量を考えた場合はそうです。しかし電気炊飯器は技術の進歩とともにどんどん進んでいます、そしてその設計、テスト、製造に費やしたエネルギーが土鍋に比べ物にならないと思います。

最近の電気炊飯器を見てください、10万円以上をするものも出ています、しかもかなり売れているようです。私はそういうものを使うより、手間暇をかけて作ったご飯のほうが心の中ではずっとおいしく感じます。

0 件のコメント:

コメントを投稿