2011年8月31日水曜日

国慶日

今日はマレーシアの国慶日、日本語的に建国記念日のことです。ちなみに昨日がラマダン明けで、昨日、今日はマレー系の新年にあたる日で、そのため明日が振り替え休日となります。これとは全く関係ないのですが、この時期は学校関係が一週間の休みで、学生にとって今年は休みが三日損したことになります。

実は私はこの国慶日の三日後に生まれたので、そこから”慶”という一文字を取って今の名前となったそうです。

小さい時の記憶ですが、この日は首都クアラルンプールで軍事パレードなどのイベントがあり、テレビでは生中継放送をします。今も多分変わらずやっていると思いますが、テレビは見ないので、あえて確かめずにいます。

日本との違いは(単に自分が気づいてないのかもしれないが)、街中のところどころに国旗を飾ってあるのはよく目にします。

自分の家から見えるホテルです。


そして近所の民家も国旗を掲げるています。

愛国心ですね。

私もある意味では自分の国を愛しているから、帰ることにしました。

2011年8月22日月曜日

少しだけお兄ちゃんになった

本日4歳になりましたゆうりです、マレーシアの名前はゆうりではなく、哲希(ツェーシ)です。苗字も日本の方はママと同じだけど、マレーシアの名前はパパと同じです。ママは僕のことをゆうくんって呼んでるけど、パパはあくんくんって呼んでいます、それは私がまだ赤ちゃんの時によく”アクン”、”アクン”って言っていたそうです。まぁ、名前に関してややこしいけど、もう慣れています。

ケーキは自分で選んだの、好吃よ!

パパからもらった誕生日のプレゼントはこれ。


えっ、またプール?
そうです、だって前に使ってたプールが壊れたんだもん、それでパパにリクエストしたの。
このプールは前のより少し小さいけど、ボールが付いてて楽しいよ。


早く5歳になりたい~。

2011年8月19日金曜日

生活を楽しむ

私が以前町内会の役員をしていた頃、町内に木を植えるという計画があって、一部の住民から反対の声が届き、落ち葉が自分の家に入り、その掃除が大変というのが主な理由でした。

当時の会長さんはそれに対して掃除も生活の一部だとおっしゃっていました。

実は今借りている家の隣に大きな木が立っています。

当然のように、毎日落ち葉があります(風の強い日はもっと凄いです)。

毎日掃除はしませんが、別に嫌だとか、大変だとか特に思いません(もちろん良かったとも思いませんが)。まさに会長さんの言うとおり、掃除は生活の一部です、落ち葉があろうかなかろうか私は掃除をします、落ち葉があることによって、掃除に費やす時間、体力は増えますが、それも含めて生活そのものです。

私にとって生活とは、椅子に座れば自然とご飯が出てくるものでもなく、キーをひねれば目的地まで連れててくれるものでもなく、自分の手、足を動かしながら、衣食住行をなしていくものだと思っています。

今日も生活を実感しながら、過ごしています。

2011年8月15日月曜日

初恋

私は転校生でした、新しい学校では、クラスの皆さんはとても優しいのですが、なかなか心が通じ合って、一緒に遊んでくれる友達が作れませんでした。しばらく経つと、クラスにある女の子が私の面倒を見始めた、私が教室に入ると、彼女は私のかばんを座席まで持ってくれて、他の男の子に目も向けず、私の手をつなぎ、一緒に教室の外の広場を連れて遊んでくれました。

やがて、私も勇気をしぼり、積極的に彼女の手をつなぎ、一緒に遊びました。彼女と一緒にいると、とても楽しく、こころが幸せを感じました。

あまり新しい環境になじめず、学校をさぼりぎみの私でしたが、彼女に合うため、彼女と手をつなぐため、毎日学校に行くように頑張りました。















ゆうりの初恋の話です(進行中)。

2011年8月13日土曜日

2 > 3

日本のカップ麺やインスタンドラーメンの作る時間は3分です、これは人間の待ち時間として長くも短くもなく、心理的にちょうどよい時間だそうです。

しかしそれはおそらく日本人の心理的な待ち時間であって、マレーシア人はちょっと違ったようです。

こちらのインスタンドラーメンは2分って書いてあります。

こちらも同く2分です。女性の手を見て下さい、あと1分すら待てませんって言っているように見えませんか?^^;


ちなみに日本に比べ速いものはエスカレータのスピードです。日本ではエスカレータで怪我したら、エスカレータメーカーかそれを設置、管理する側に責任はありますが、ここだと自分の不注意ということで、運が悪いことになります。

世の中はどんどん速くなり、一分一秒を争う世界となってしまいます。人類はやがて滅亡に向かうことになるだろう、それを救えるのはウルトラマンしかいません。

でもウルトラマンはマレーシアに滞在できる時間は2分しかない、それじゃ怪獣を倒すのにとても時間が足りませんよ。

2011年8月11日木曜日

名前を売る募金

昨夜、南アフリカからの子供難民による演出のイベントに行ってきました。ある台湾のお坊さんが南アフリカの地に行って、そこの子供の現状を目の当たりにし、ボランティアの協力を得て住む施設を建て、生活のすべや教育、武術を教えます、今となって世界各地の支援を得て、約3千人の子供難民を収容しています。今回は恩返しの旅と称し、インドネシア、シンガポール、マレーシアを回り、歌やダンス、武術などを披露します。
 

チケットでは7時って書いてありますが、駐車スペースなどを考慮し、それより前に会場に着きました。ところが7時を過ぎても一向に始まる様子はない、観客席もまばらで、結婚披露宴は一、二時間遅れるのはここの常識ですが、これもそうかとフット気づきました。8時ぐらいになるとようやくアフリカの子供達が一曲の歌を披露します、ここまではいいんですが、その後約30分ぐらいで高額支援金を援助する人を一人一人台上に呼ばれ表彰します。本格的に始まった時、ゆうりはすっかりつまらなく感じて、それで家に帰ることにしました。


私はこの演出がみたいというより、チケットを買うことによって募金という形で助けになります。微力ですが今後もこういった支援をしていきたいと思いますが、余計なものが付いている演出はたぶんもう行かないと思います(というかここではすべてそうだと思います)。

2011年8月8日月曜日

駄文-ヒマ論

よく暇だと言われますが、暇です。でも暇はいけないことなのかな?現代人は如何に忙しくするのが使命のようで、忙しければ忙しいほど生活が充実だと思い込みます。

私は会社員時代にある期間では暇になります、それは仕事のピークが過ぎたとか、たまたま仕事が少なかったとかではなく、やっていた仕事の効率を上げたからです。私は早く家に帰りたくて、開放されたくて、仕事の効率を上げ、そのため、今まで残業で対応してた仕事が定時までに終わることができました。しかし会社から見ると、何であいつがいつも定時で帰るんだ、もっと仕事を与えろってことになります。それでまた忙しくなって、しかしそのうちまた暇になりますが、ずっとその繰り返しでした。私はよく会社員はビール会社と同じだと例えます、ビールが高い税金をかけられ、それでビール会社が発泡酒を発明しました、しかし発泡酒もやがて同じように高い税金を課せられる対象となり、ビール会社がまた第三のビールを世に出しました。暇はこの社会では決して許されない行為の一つだと思われます。

人は暇であることに罪悪感を感じるようです、せっかくの休暇でも、何かやらないともったいないとか、それで大体出かけることになります。家に居ても、掃除や洗濯に時間を費やし、結局暇な時間はまるでありません。会社はどうって聞かれた時に、暇ですねというと、大体マイナスのイメージを感じます、相手ではなく、言った本人がそう感じます。暇はいけない、儲からない、恥ずかしいことのようで、それで如何に忙しくしなければならないと常に考えるようになってしまいます。

会社の社長である高校のクラスメートの一人が、分店を開きたいので、その分店を私に任せたいと話が持ちあがってきました。話を聞くと、信頼ができ、暇な人間はおまえしかいないって。その仕事はパーム園の給料の数倍ですが、もちろん断りました。第一、パーム園の収入は少ないながらも、別に生活に困ってません。それにせっかく暇な状態でいるのに、忙しくなるのはまことに本望ではありません。

瞑想を例にしますと、頭を空っぽにし、呼吸を意識します(いろんな瞑想法はありますが)。一見無駄な行為でも、実に奥深いです。暇、それは何もすることはない、無為であります、実は人間、自然界において、大きな意味をもたらすのかもしれません。

2011年8月7日日曜日

ロハス

ここに引っ越してきた時に家主さんが大きい甕を残していました、これを何かに使えないのかなと思いました。
















味噌を仕込もうか、野菜、キムチを漬けようか、どぶろくまたは醤油を作ろうか(まぁ、ウソです)。

結局雨水を溜めることにしました。飲み水としてではなく、この甕が置いてある土間部分の床の掃除の時に使います(これってロハスかな^^;)。
















小さい時に、バトゥパハットはよく断水をしていました、1、2日ぐらい水が出ないのはほぼ日常茶飯事で、当時は実家ではプラスチック製の大きい容器に水を溜め、断水の時にそれを使っていました。私がマレーシアに戻ってきてから、一度数時間の計画断水はあったようですが(ちょうど家にいなかった)、昔に比べますと、インフラ関係が非常によくなっています。ちなみに停電は一秒間の停電が3、4回ありました。

いくら断水が少なくなったとはいえ、やはり昔の断水を経験した人間なら心配です。今ではほとんどの家に貯水タンクが付いています、ポンプでいったん水をその貯水タンクに汲み上げ、そこから水を利用します。

我が家には屋根の上に置いてあります。















ちなみに隣の家にももちろんあります。

2011年8月4日木曜日

雨樋

日本での家を建てるとき、実は仕様上一部の屋根には雨樋がありません。ビジュアル的にそこに雨樋がなかった方がすっきりするのと、マレーシアで18年間暮らして家に雨樋が付いているのを見たことがなかったので、それはそれでよいと思いました。ところが、ある人に(ハウスメーカーの人でも奥さんでもありません)日本では雨樋のない家は欠陥住宅だって言われて、仕方なくハウスメーカーと相談し、雨樋をつけてもらいました。

さて、そのマレーシア(バトゥパハット)ですが感覚では7割ぐらいの家は雨樋が付いてません、ちなみに実家も今借りている家もそうです。ないと不便とか、泥が跳ねるとか(だいたい屋根の下はコンクリートの方が多い)、水浸しになるとかもありません。

今、外では雨が降っています、雨樋のない我が家は雨粒が屋根から無造作に落ちてきます、それを眺めながら、雨音を楽しんでいます。

2011年8月1日月曜日

再会

今日はラマダン(断食月)の初日で、ジョホール州では一応休みです。一応といっているのは学校関係は休みですが、一般企業は多分普通にやっていると思います。久々の3連休ですが、まぁ、私には全く関係ないですね^^;

この3連休はなかなか忙しかったです。土曜日は母の誕生日で兄弟含め家族全員がお祝いに食事に出かけました、昨日の日曜日は旧暦の7月1日で父の命日と共に中国では鬼の月で、いわば鬼が出てくる月で、それなりの行事をやらなければなりませんでした。そして昨日早川さんから連絡があり、今日のお昼は一緒にどう?そしてパーム園を見学にしたいとのことで、もちろん快諾しました。

今日のお昼は早川さん夫婦が行っている教会の知り合いが企画した昼食会で、異国の地で共通の信仰に通じてできた友人ってありがたいですね。その人たちと知り合ったおかげで、早川さん夫婦はより楽しい異国生活ができたのでしょう。

そして皆さんと別れた後、早川さん夫婦を連れてパーム園を見に行きました。よくバスの中からパーム園を見かけるんのだが、こんな風に実がなってるとか、実を見たのは初めてだそうです。

バトゥパハットでの生活は残り少しとなりますが、より充実で、満喫することをお祈りいたします。