2011年6月30日木曜日

何もない日

6月はもう今日で終わります、マレーシアに戻ってきて約3ヶ月になります。

日本で半年、そしてバトゥパハットで3ヶ月のプー生活で(一応仕事をしてますが。。。)、とりあえず---気分爽快です!!!

何もすることのない日は、毎日続いています。何もすることはないかというと、当然衣食住を満たすこと(洗濯、炊事、掃除など)、親としての役割を果たすこと(子供と遊ぶとか)、精神を充実すること(読書とか)は最低限にやらなければなりませんが、それ以外は何もしません、する必要はないと言ったほうが正しいのかもしれません。

マレーシアでは自国の技術者が海外から帰国して、会社に勤めた場合は所得税の優遇措置はあるそうですが、私にはその恩恵は受けられません。身に付いた技術を生かしてないので、社会に貢献してないです。私はパーム園で仕事をしても、しなくてもパームの収入は何も変わらないので、むしろ別の仕事をした方がこの国、この社会にとって好都合です。

しかし私はGDPを上げることにはもう疲れています、なぜなら、無意味だと思ったからです。生産することは一方では消費されることになり、その後に廃棄することとなります。私は社会に貢献してないようにも見えますが、環境破壊につながらなくて済むと思えば、それは間違った道でもないのではないかと思います。

何もない日です、ゆうりはくつろいで動画を見ています、相変わらずおもちゃが散らかっています。

私はゆうりであります。

2011年6月28日火曜日

祝再開!

守谷中央図書館が震災被害の復旧工事を経て、本日再開します。

昨年の10月に会社を退職後、週の半分以上はここを通っていました。そして3.11の地震の時もここにいました。いつもは窓側の勉強机か、中央部分のベンチに座るのですが、地震が来るちょっと前、なぜか初めて勉強机の近くの円卓に座りました。地震が来た時に単にまたかって思っていましたが、あまりにも長く、そして本棚から本が落ちてきた時にこれはやばいと思いました。地震が収まった時に見ると、勉強机の上の照明カバーが落ちて、けが人が出ました、そして中央部分は天井が崩落しました。

この図書館で数え切れないほどの本を読みました、そして私の考え方を変えてくれた本にもたくさん出会いました。

3ヶ月以上の修復工事でようやく再開できるようになりましたが、もうしばらくここを通うことはできません。またいつかあなたのところに行きたい、たくさんの本を読みたいと思います、待っててください。

2011年6月25日土曜日

着々準備

今年4歳になるゆうりですが、日本と同様に幼稚園に入る年頃です。ちなみに私が幼稚園に入ったのは6歳で、わずか1年間しか通っていなかったのに対し、今の子供は3、4歳で幼稚園に入らないといけない現状を考えると(別に行けなくはないのですが。。。)、ちょっと悲しく思います。

ゆうりは最初は幼稚園に入ることが嫌がった、新しい環境でまだ慣れてないことがいろいろあるでしょうか、まず幼稚園を見学しに行って、先生に話を聞いて、幼稚園が楽しければ入るし、楽しくなければまた考えるという条件付で2日間説得して、やっと幼稚園の門に踏み入ることをOKしてくれました。

その幼稚園は家から徒歩で5分かからないところにあり、中旬に奥さんと3人で行ってきました。事前に情報を入手した通りわりと遊び中心の幼稚園で、とりあえず親としては合格点です。ちなみにその幼稚園では普段のコミュニケーションは中国語で、英語、マレー語、算数の授業があるそうです(こりゃ大変だ、だけどこの国においては仕方がない)。

ゆうりも一応その幼稚園には満足していますが、問題は入る時期だ。カレンダーを一緒に見ながら、6月いっぱいの2週間ぐらいでたっぷり家で遊んで、7月から幼稚園に入るのはどう?ってカレンダーに指をさして、これも話し合いで快くOKしてくれました。

そして7月の入学に合わせて制服を購入しました(そろそろ新しいポーズを考えてくださいな!)

7月からは下半期ですので、上半期の宿題を楽しく一生懸命やっています。


今の子供を3歳から幼稚園に入れる理由の多くは、両親が共に仕事で面倒が見切れないのと、膨大な教育量の小学校に備わるためで、3歳からもう教育を受けないと、小学校に入ると他の子に遅れてしまうからです。私はそういう理由でゆうりに早く幼稚園に入るより、少しでも早くここの環境になじみ、たくさんの友達を作り、より多く中国語を聞く、喋る時間が増えればと思っています。

ゆうりに対し、将来一流の大学に入ってほしいとか、一流の企業に勤めてほしいとかいうより、人間たるものの歩むべき道を正しく歩み、そして幸せに暮らしてくれればそれで十分です。

2011年6月22日水曜日

アリタさんの羊

バトゥパハットには牧場があるって聞いた時にちょっと驚きました。大体牧場というと田舎のイメージします、それはかなり大きな土地が必要だからです。バトゥパハットはそんなんじゃなかったと思っていました。

でも本当にありました、しかも一つだけじゃなかったみたいです。

ここはアリタ牧場というところで、羊はニュージーランドから輸入して、主に羊の乳を生産しています。生産者はアリタさんかどうか知りませんが、定年後にここに移住してきた台湾人です。


ここは他の牧場と違って、入場料も餌代も取らなくて、オーナーさんはかなり気さくな方で、おまけに商品のプレーン、チョコレート味、ヨーグルト味の羊乳を一杯ずつ飲ませていただきました。若干牛乳より濃く、羊の独特のにおいは特にありません。















羊乳は売ってるところが少ないし、あまり馴染まないのですが、牛乳より栄養分が多く、若干値段が高いのは玉に瑕です(牛乳の倍ぐらいします)。本当に体に良いし、ゆうりも試飲して別に嫌いじゃなかったので、今後は定期的に飲もうかなと考えています。

とりあえずプレーンとヨーグルト味を早速ゲットしました。




2011年6月21日火曜日

パパすごい!

奥さんと息子がバトゥパハットに来て、一番悩まされたこと、それは蚊のことです。

奥さんと息子がもともと肌が弱く、特に息子はアトピ性質ですので、ちょっと蚊に噛まれると大きく腫れて、治るまで2、3日かかります。ちなみに私なんか数時間で消えますが。

殺虫剤に蚊取り線香を試してみたが、効果がないわけじゃないけど、それでも蚊が家に入って来ます。

マレーシアでは、風通しを良くするため、寝る時以外ほとんどドア、窓を全開にしています。なぜかよく分かりませんが、基本的に網戸を付けません。売ってないのではなく、流行ってないといった方が正しいのかな?多分みんなは私みたいにちょっと免疫になってるから、必要ないのかもしれません。

我が家では寝室の窓だけ網戸が付いています(珍しい方かもしれません)、リビングのドア、窓、それから後ろのキッチンのドア、窓、トイレの窓から蚊が入り放題です。そこでかなり強い要望もあって、これらのところに網戸を付けることにしました。といっても借家なので、あまりお金をかけたくないので、自分でやることにしました。

鉄格子のドアのところに内側からプラスチック製の網と結束バンドで固定しました。

窓のところに外側から網と釘で付けました。

それでも若干隙間があって、完璧とは言えない、効果のほどは検証中であります。。。

そして作っている最中に我が息子ゆうりから”パパすごい!、網戸作れるんだ”って褒められました。

2011年6月20日月曜日

パサールマラム

パサール(Pasar)は市場で、マラム(Malam)は夜の意味で、夜市場のことです。

夜市場といっても写真ではまだ明るいのですが、マレーシアでは日が暮れるのは6時半で、今日行ったのは6時ちょっと前でした、ちなみに何時までやってるのかは分かりません。。。
奥に行くとさらに混雑してて、写真をとる場合ではありませんでした。

ここバトゥパハットでは、曜日ごとに違った場所で夜市場をやっています。弁当を売ってたり、野菜を売ってたり、果物を売ってたり、ジュール類を売ってたり、種類が豊富で、野菜、果物などはスーパーより安いし、新鮮で、お弁当も普段なかなか店では食べられないものが多く、しかも中国系、マレー系、インド系のものがいっぺんにこの一箇所に集まって、とにかくこの夜市場はすごく人気があります。

2011年6月18日土曜日

心が泣いている

昨日車を運転して(大きい物を買うので、自転車ではなく、車で行かせて)、交差点で赤信号で止まっている時に、後ろから救急車のサイレンが鳴っているのではないか。その救急車が交差点のところで右に曲がろうとしましたが、その後信じられない光景を目にしました。

横切る車は一台たりとも止まろうとはしませんでした。

その救急車もいつものことのようにあきらめて単に信号が青になるのを待つだけでした。もし私がその横車線で走っていて、サイレンを聞いて車を止めると、きっと後ろの車からクラッションを食らい、何止まってんだって怒られるのではないかと思います。

この国の人々はいったい何を急いでいるのか?何に追われているのか?それはきっと灰色の男たちに時間が盗まれたのではないかと思い、一分でも、一秒でも遅くなれば、儲けられるお金が減るとみんなが心配するからだと思います。

エデンは「時間」を「お金」に換える現代の社会に疑問を抱かせてほしかった、私はモモに救われましたが、まだ多くの人が気づいていないようです。

2011年6月17日金曜日

小さいプール

ゆうりの遊び場の一つであるプールは広げるのにちょっと大変なのと、水が大量に必要なため、たまには(こっちの方をメインにしたい)その簡易バージョンにします。

洗濯物を浸け置きするタライです、楽しさはさほど変わりません。

そして、プールのあとはちゃんとバスローブを着てリラックスモードです。


片手に赤ワインがあれば完璧ですが。。。僕って格好いいでしょう!


父親譲りかな(^^;

2011年6月16日木曜日

水まわり事情

奥さんが馴染めないことのひとつに、それは浴室のことです。

マレーシアは年中暑いので、お湯に浸かる習慣がなく、一般的に家にバスタブがなく、シャワーで済ませています。日本人は真夏でも温泉に入りたい気持ちは、私にはなかなか理解できません。奥さんも本当はバスタブがほしいのですが、そこはまだ譲れます、浴室の中にトイレがあることはどうしても気に食わないのです。


シャワーとトイレが同じ場所にあるのは、日本のユニットバスでも同じですが、彼女いわく、ユニットバスならシャワーの水はトイレ側には流れないが、ここはシャワーが浴びた後の汚れた水がトイレのところ(足の踏むところ)に流れて、どうも気持ちが悪いそうです。

一応対策として、サンダルを置くことにしました。ピンクは日本人用で、赤は日本とマレーシアのハーフの子供用で、マレーシア人はサンダルを履きません。。。

私は逆にシャワーとトイレが一緒のほうが都合が良いと思っています、人間って不思議ですが、シャワーを浴びている時に”小”(たまに”大”もあるが)がしたくなるものです(私だけ?)。ユニットバスはよく外国のホテルの浴室と大体同じ構造で、あのバスタブでいったい何をするものか疑問に思います。体を洗ってからお湯に浸かるのなら、あのバスタブできれいに体を洗ってからお湯を入れ、そしてお湯がいっぱいになるまでちょっと暇つぶしで”大”でもするのか?そんなに都合よく毎回”大”があるとは限りませんが。。。ではお湯に浸かってから洗うのなら、まず浸かったお湯を流し始め、それからシャワーで体を洗うのですが、これだと二人以上の場合は毎回お湯を入れないといけません。

ちなみに私はシャワーすら使いません、桶に水を溜めて、片手桶でジャーします。もちろんお湯ではなく、水です。写真のトイレの隣にある黒いシャワーですが、これは体を洗うものではなく(体を洗うものは一枚目の写真にある)、いわゆるマレーシア式の手動ウォッシュレットです。マレー人は基本的にトイレットペーパーを使わず、水で洗うので、公衆トイレでもこういう設備はありますが、この借家は中国系の家なのになぜあるのか不思議です。

2011年6月14日火曜日

糙米

糙米って、何じゃそりゃ!糙米というのは、日本では玄米のことです。

玄米は本当に体にいいかどうかは難しいのですが、私は自分の信念(直感)で食べています。それは何をやっても、何を食べても必ず良いという人と良くないという人がいて、評論家、専門家と称する人でも分かれるところがありますので、自分の直感を信じるしかありません。

といっても玄米食を本格的に始めたのはマレーシアに戻ってからで、そして記念すべき最初に買ったお米はこれです。買ってきた時はほとんど真空状態で、これがいいですね。

こんな顔をしています。タイ米ですので、細長いです。

玄米は普通の白米に比べおいしくないです、苦手な人は5分つき、7分つきなどできますが、ここには精米機はありません、そして精米機があるという話も聞いたことはありません。玄米をおいしく作る方法はいくつかあるそうですが、私が実践しているのは秋田のびっくり炊きという方法です(興味ある人は検索して下さい)。とはいってもそりゃ白米よりおいしいわけがありません。

まぁ、おいしくないものは強制的に人を食わせるわけには行かないので、家では仕方なく、こんなことをしています。 玄米と白米を分けて炊いています、若干手間がかかりますが、暇人には大して問題はありません。

2011年6月12日日曜日

毎日プール

この暑いバトゥパハットで、ゆうりが毎日楽しみにしていること、それはプールに入ること、できれば毎日入りたいです。

マレーシアでは一般的にキッチンが二つあり、一つは主にお湯を沸かせたり、油を使わない料理を作るところで、そうすると家の中まで油まみれになりません。もう一つはちゃんとした料理を作るところで、ここは半露天であることが多く、油は家の中まで入りません。ただ現在は二つのキッチンよりとにかくキッチンスペースを大きくしたいし、また排気の技術の向上により、キッチンを一つに統一するようにリフォームする人が多いです。

今借りた家では、まだ古い構造のままですが、外のキッチンは特に使いません。ここは太陽の光が直接入るので、洗濯物を干すスペースとして使っています。それから、こういうものも置けます、妹のリサからもらった子供用の移動式プールです。

日本の家のお風呂で使ってたおもちゃもちゃんと持って帰ってここで遊んでいます。

そして遊びに夢中です。

とりあえず帰ってきて三日連続で入った、そしてついに我慢できなく今日パパも水着に着替えて一緒に入りました。

2011年6月11日土曜日

一人負け

マレーシアの首都クアラルンプールには2つの空港があります、一つは国際空港で、もう一つは格安航空(主にエアアジア)が利用する空港です。奥さんと子供をがエアアジアを利用してたので、昨日迎えに行ったのは格安の方でした。

空港の周辺にはいくつかの店はありますが、ほとんど飛行機待ちのための溜まり場状態です。

ローカルのオールドタウンホワイトコーヒーショップはかなり人気があり、空席なく満杯です。

その一方、すぐ隣になじみのスターバックスコーヒーショップですが、外人さんが何人ぐらいしか入ってません。

ドリンクの値段を見てみたんですが、コーヒー一杯(いろんな種類はあるが)でローカルのコーヒーショップは約5リンギット(150円弱)に対し、スタバは約11リンギット(300円強)で、その倍になっています。私はあまりコーヒーを飲まないので、スタバのコーヒーが特別においしいかどうかは分かりませんが、格安の空港で利用客も節約志向で、普通安いほうを選ぶのではないかなと思いました。

ちなみに同じくなじみのこの店ですが、世界中どこに行っても大盛況でしょう。

一応その近くにあるローカルのハンバーガー屋さんも負けてません、ほぼ互角の戦いです。

私が見た限りでは、スタバが一人負け状態ですね。

2011年6月10日金曜日

本当に最幸福的事

私にとって本当に、本当にもっとも幸せなことは

こういうことです。

今日ようやく奥さんと子供が帰ってきました。2ヶ月ぶりの再会です(T_T)
5月中旬の予定でしたが、ゆうり(子供)が熱で6月1日に順延し、その後また水疱瘡のせいで今日になりました。

ゆうりは私を見かけて、力いっぱい走ってきて抱いて来ました。子供を抱っこする感覚は久しぶりで、なかなかの重みを感じました。

ようこそマレーシアへいらっしゃいませ!君が大好きです!

そして新居に着いて、奥さんはあまりの疲れですぐ熟睡しましたが、ゆうりは2ヶ月ぶりのおもちゃと再会し、さっそくたっぷり遊びました。

2011年6月8日水曜日

下が涼しい

マレーシアは赤道国家で、四季がなく年中暑いです。日の出がだいたい6時半で、8時ぐらいからだんだんと暑くなって、日が落ちる夕方の6時半までほとんどずっと30度を超えています。そのため、できれば外には出たくありません。

そんなほとんど家で過ごすマレーシアの生活ですが、扇風機は欠かせません。今住んでいる家では、リビング、ダイニング、各寝室にシーリングファンが付いています、寝室には一応エアコンもありますが、それ無しで生活できない体になりたくないので、実家に泊まってた時を含めて、まだ一度もエアコンをつけてません。

それからドア、窓は全開で、自然の風を取り入れます。

それ以外、服装に関しても対策を施します、普段家に居る時にサロンを着る(穿く)のです。サロンはマレー人の伝統衣装で、筒状の布になっています(普通の一枚の布を筒状に縫うだけです)。実は写真のものは女性用で、昔は知らなくて女性用の柄のものを買ってしまったのです。

日本の着物同様、中は何も穿きません。見た目ではパンツ一丁よりマシだし、邪魔なもの無しで直接風が入るので、涼しいです^^;。

2011年6月6日月曜日

最幸福的事2

今日は旧暦の5月5日です、マレーシアでは端午の節句です。とりあえず昼食は実家でちまきを4つほど食べました、ちまきの種類はいろいろあって、今日食べたのは2つは肉のもので、1つは素(ベジタリアン)のもので、1つはあんこが入ってるものです。ちまきはもともと巻くのに手間がかかり、その上もち米、ちまきを巻く葉っぱの値上がりで、1つだけで普通の一食の値段ぐらいです(100円ぐらい)。

さて、妹のお店の話ですが、売っている結婚用品はウェディングドレス以外はほとんどそろっています。

とりあえずこんなものを売っています。


テーブルランプは結婚式まで三日三晩ずっと灯らなければならないそうです。

それからこんなものも売っています。

茶器は双方の親にお茶を差し上げる儀式(敬茶)の時に使います。

中国系の結婚式はしきたりが多く、また省籍(福建、潮州など)によって若干内容が異なります。先のテーブルランプの話以外、たとえば新婦はベッドインまで素足で床を踏んではいけないとか(足が疲れてたら、専用の下駄かスリッパがありますので、ぜひ買ってください)、新婦は日に当たってはいけないとか(もちろん専用の真っ赤な日傘も置いてありますので、ご検討ください)、それ以外でもこんなものまで必要かと驚きます。自分は幸い日本で式を挙げたので、シンプルで済みました。

結婚は本当にもっとも幸せなことだろうか?

私にはよく分かりません。。。

とりあえずもっとも幸せになってください! > K山先輩、M本先輩

2011年6月5日日曜日

最幸福的事1

人生の中でもっとも幸せなことは何だろうか?

こういうことかもしれません。

妹とその彼氏が開いた結婚用品専門店です、そして今日が正式のオープンの日です。バトゥパハットでは、店のオープンの前に、仮営業みたいなことがよくあって、妹のこの店も開いてすでに一ヶ月経ちました。結婚でたとえると、披露宴を行った後婚姻届を出すみたいなもんですかね。。。

オープンイベントとしてランチビュッフェをやりました。

関係者も、お客さんでもない全く関係のない一般通行人も、このただ食いできる絶好のチャンスを狙った人も、食った後お土産まで持ち帰った人も、いろんな人がいました。。。

店の中ではそれなりに賑やかですが、食事目当てか、お祝いに来るのがほとんどで、そんなに売れませんでした。

一応このお店の店長、妹のリピンと彼氏のイェン君です。

そしてただ働きで、単に暇つぶしのためにたまに手伝いに来るちょっと無愛想な店員です^^;

つづく。。。

2011年6月4日土曜日

エコ生活3

夜明け前と夜にはローソクで過ごしています、節電というよりその雰囲気が好きです。キャンプでは焚き火をやりますが、さすがに家の中では焚き火ができませんので、その代わりというものです。


マレーシアも日本と同じで、家の中ではずっと明るい明かりを灯ります。欧米では基本的にリビングも寝室もシーリングライトはないそうです(すべてではないが)、代わりにフロアライトやテーブルライトといった間接照明を多く用います。それは欧米人とアジア人の瞳の色が違い、光に対する感じ方も異なります。さすがにアジア人はその弱い明かりで本を読むのはつらいでしょう、でも家族団欒のとき、テレビを見るとき、リラックスをするとき、そんなにまぶしい明かりは必要ないでしょう。朝はともかく、寝る数時間前にあまりにもまぶしい照明だと、睡眠の妨げになりますので、やわらかい光のほうがよいです。

日本では100万人のキャンドルナイトを呼びかけています、それは夏至と冬至の8時~10時に電気を消して、ロウソクで過ごすという活動です。マレーシアは赤道国家で、一年中朝と夜の長さは変わりません(たぶん)、私は夏至と冬至だけではなく、毎日電気を消してロウソクで夜を過ごしたいと思います。

2011年6月3日金曜日

エコ生活2

昨年10月に会社を退職後、家にいることがほとんどで、暇つぶしおよびお金の節約を兼ねて自炊を始めました。ご飯は最初キャンプ道具のアルミ製の文化鍋で炊きましたが、アルミは人体にあまりよくないと分かって(単なるうわさかもしれないが)、土鍋に代えました。

最初から電気炊飯器でご飯を炊くという考えは全くありませんでした、それは電気に頼りたくないというのではなく、ボタン一つで何でもでき、ボタン一つですべて済ませるのはあまり気に入らないからです。土鍋でご飯を炊くのは、その後マレーシアに戻るまでの半年間を続けていましたし、当然マレーシアに戻っても続けています。しかもご飯専用の土鍋を新調し、マレーシアに持って帰りました。

土鍋でご飯を炊くと、ずっと火加減を気にしなければならないので、あまりキッチンを離れられず別のことはできません。それが不便で電気炊飯器の発明につながったと思いますが、しかしそれが逆に一つのことに集中できない弊害、そして効率を求められる時代の始まりをもたらしたと思います。

ちなみにご飯を食べるときは、テレビも見ず、音楽も聴かず、ご飯を食べることだけに集中します。これはご飯は飢えを満たすためのものではなく、楽しむためのものだと思うからです。

エコとは環境にいいということです。土鍋(ガスを使って)でご飯を作るより、電気炊飯器でご飯を炊いたほうが環境的にいいのかもしれません。確かに放出した二酸化炭素の量を考えた場合はそうです。しかし電気炊飯器は技術の進歩とともにどんどん進んでいます、そしてその設計、テスト、製造に費やしたエネルギーが土鍋に比べ物にならないと思います。

最近の電気炊飯器を見てください、10万円以上をするものも出ています、しかもかなり売れているようです。私はそういうものを使うより、手間暇をかけて作ったご飯のほうが心の中ではずっとおいしく感じます。

2011年6月1日水曜日

エコ生活1

早くも6月になりました、日本では衣替えの時期ですが、ここは何にも変わりません、年中暑いですから。

2ヶ月近くの実家暮らしで、若干贅沢な生活をさせてもらいました(洗濯も食事もすべて母親任せ)。いつまで人に頼るわけには行かないので、自分のことは自分できちんとやらないといけません。

昨日初めて新居に住み、早速自分で洗濯、食事をしました。まず洗濯ですが、こういうシステムになっています。

バトゥパハットはあまりにも田舎過ぎて、洗濯機というものはありません。仕方ないので、手洗いです。。。(すみません、うそです)

洗濯機のなかった時代は人々は忙しかった、しかし洗濯機がある今人々は相変わらず忙しい、であれば洗濯機は必要ないじゃないかと思います(理論になってない!)。時間をかけることが贅沢なことです、ボタン一つですべて済ませるのではなく、時間、体力、愛情をかけてこそ意義のある生活です。

この洗濯板は日本から持って帰ったものです、ちなみに東北大震災の前に仕入れたのです。日本に来る前の70、80年代のバトゥパハットは、突然の停電、断水はしょっちゅうでしたが(今はゼロではないが、ほとんどありません)、あまり困ったという記憶はありません。しかしこの震災によって、停電を実施せざるを得ないときに、人々はいろいろと不便を感じた、それはあまりにも電気に頼りすぎたからです。私は今回の震災前、なるべく電気に頼らない生活にしようと考えていました、この原発事故で、改めてこの考えは正しいと思いました。

原発を止めれば既存の火力発電が二酸化炭素の発生でそれなりに問題が多い、他の自然エネルギーに代えるにしても、その製造、建設(水力であればダム、風力であれば風車、太陽光であれば太陽光パネル)など結局環境にダメージが出ます。もし少しでも電気を減らし、あまり電気に頼らない生活をすれば、新たな電力を作る必要もなくなります。

別に洗濯物の手洗いは万人に勧めるつもりはありません、そもそもこんなことができるのは暇人だけです、みんな金儲けに勤しんで、そんな暇があるわけありません、私は自分ができることをするだけです。

一応元ITエンジニアですから、バックアップシステムもちゃんと考えています(今までの力説は何だった?)。


奥さんのために買った洗濯機です。。。家族の服はいっぺんに洗ったほうが時間、水の節約かもしれませんが、私はとりあえず今のところ自分の洗濯物は手洗いにしたいと思います(いつまで続けるか分かりません)。